3階建て狭小住宅のおすすめの間取りは?後悔しないためのポイントを解説
最近は土地の価格が上昇して来ているので土地代が建物代よりも高くて困る!というお悩みも耳にします。
土地代を安くするには郊外に住むか小さな土地を購入するかですが、小学生がいるご家庭などは今通っている学区からはできれば変えたくないですよね。
今回は坪単価が高いエリアでも小さな土地を購入し、狭小地でも後悔しない家づくりにするためのポイントをご紹介します。
目次
1.狭小住宅とは
2.狭小住宅を作るメリット
2-1 土地代が安く済む
2-2 いい立地に住むことができる
2-3 土地購入時に必要な申請費用・登記費用も安く済む可能性がある
3.狭小住宅おすすめの間取り
3-1 リビングイン階段
3-2 階段下収納
3-3 インナーガレージ、屋上庭園 3-2 2室共通
3-4 回遊導線
4.まとめ
狭小住宅とは
小さな土地に建てられた家のことです。狭小といっても人それぞれの感覚なので定義はありませんが、建築面積が10坪程度だと狭小住宅といえるでしょう。狭小住宅で空間を最大限利用するために3階建て住宅を建てる事が増えています。
狭小住宅を作るメリット
土地代が安く済む
狭小住宅を建てるという事はその分小さな土地に住むことができます。
50坪の土地を購入するのと30坪の土地を購入するのでは大きな金額の差になります。
例えば坪単価50万円の土地の場合なら
50坪×50万円=2500万円
30坪×50万円=1500万円
2500万円-1500万円=1000万円
1000万円以上も土地購入費が安く済みます。
これから住宅を建設予定の方は小さな土地で3階建て以上の家も検討すると物価高のいまでも安く建設できますよ。
いい立地に住むことができる
小さな土地でも建築できるという事は坪単価が高い人気のエリアでも希望の予算内に家を建設できるということです。駅や主要幹線道路に近い、閑静な住宅街で公園や学校に近く利便性が良いなど、これから何十年も住むには立地の良さも大切ですよね。小さな土地で狭小住宅を建てると人気のエリアで住み続けることが叶います。
土地購入時に必要な申請費用・登記費用も安く済む可能性がある
土地を購入する際に必要になってくる各種申請費用や登記費用は土地の大きさによって変わってきます。
小さな土地を購入するという事はそのような申請費用も安く済む場合があります。
詳しく知りたい方は購入する不動産会社に直接お問い合わせください。
狭小住宅おすすめの間取り
リビングイン階段
狭小地の空間を有効活用するポイントはいかに無駄なスペースを省くかです。家の中でいうと廊下部分。廊下は部屋から部屋へ移動するだけの空間なので極力減らしていきたいです。
リビングから直接2階へ上がれる間取りにすると2階部分へ繋がる廊下が削減出来て無駄な空間が節約できます。
階段下収納
狭小住宅と言ってもせっかく家を建てるなら収納は多いに越したことはないですよね。
そんな時は階段下のスペースに収納を作りましょう。
階段を作る場所によっては0.5坪ほどのスペースができるので、キッチン横のパントリーにしたり、洗面室のタオル置き、リビングの掃除グッズや季節ものを置くスペースとして活用できるでしょう。
インナーガレージ、屋上庭園
もっと小さい土地で検討している方は思い切ってインナーガレージを作ってみましょう。インナーガレージとは1階部分を車を駐車するガレージにして2階リビングにすることです。
そうすることで、駐車場スペースと住居スペースを重ねることができるので土地の節約になります。
2階リビングに抵抗のある方も多いのですが、実は2階リビングにもメリットはたくさん。
1階に比べて日当たりがよかったり、通行人の目を気にしなくていいなどいいところもありますので、検討する価値あり。
屋上庭園も居住スペースと庭を重ねることができるのでおすすめ。小さな土地に住んでいても空をひとり占めできる空間ができるので豊かな気持ちで生活できますよ。
2室共通
【2室共通】という言葉をご存じですか?
2つの居室が引き戸でつながっていて、開け放つと一つの居室として利用できる空間のことです。
狭小住宅での建築をするという事は土地の間口が小さくなるため、採光計算上奥の部屋に光を取り入れるのが難しくなります。そんな時には2室共通という後から用途に応じて間仕切れる部屋にすることで居室の数を増やすことができます。
回遊導線
先ほども述べたように廊下を削減することが空間の有効活用に繋がります。最近では回遊導線を作って家事導線を行き来しやすくすることで家事の負担を減らす間取りも人気です。
例えば、玄関土間とキッチンを繋げることで買い物した荷物を仕舞いやすくしたり、キッチンと洗面室を行き来できることで、ママの家事負担を減らす、居室と居室の間に両方から入れるウォークインクローゼットを設けることで収納を1つにまとめ、空間を有効活用するなどたくさんの方法があります。
なかでも、洗濯機のある洗面室に室内干しできるランドリールームを設けてファミリークローゼットで繋げれば、洗う→干す→しまうが一気にできるので洗濯の家事が楽になる間取りは共働き子育て世代に大人気です。限れた空間の中に最大限の暮らしの満足を詰め込むかは狭小住宅を設計する建築士の腕の見せどころです。
まとめ
物価高、地価高騰の今の時代に住みたいエリアで予算内にマイホームを建てるには狭小地に狭小住宅を建てるのは賢い選択です。
人気のエリアでちょうどいい土地が見つからない、狭小住宅の建て方がわからないなど相談事のある方は西三河で狭小住宅に強みをもっているナカオホームにぜひご相談ください。